Home School Log 01-11-2013

前回のアップから3ヶ月も経ってしまいました!長期間の放置ですみません。

前に少し触れていますが、10月には担当の先生の2回目の家庭訪問がありました。いわゆる”国語”にあたる科目はもちろん英語になるわけなのですが、この科目を学習するにあたって私達は今期”Come Sit By Me”というテキストを使用しています。この”Come Sit By Me”は同じくホームスクールで子供を育てた方によるテキストで、カナダ人著者による子供向けの本/絵本を使い、1冊ごとに学習ポイントがまとめられています。指定の本の中には、これまでに読んだ事のあった作品や結晶が好む著者の作品などがいくつか見られたので、これなら割とすんなり入っていけるのではないかと思ったのがこのテキストを選択した理由です。

1週間に1冊のペースで進めていたのですが、テキストにある学習ポイントを網羅するだけではなんとなく浅いな…と思い始めてきました。確かに、このテキストは4-7歳向けなので、結晶には少し幼稚すぎたかもしれません。

一番物足りなく感じたのは、”文章を書く”事に関する練習がほとんどなかったこと。そこで、10月に先生がいらした時にアドバイスを仰いでみました。すると、”文章を書く”ということだけに必ずしもこだわらず、子供が自分の頭で考え、それを文章におこすことが大事だということで、ジャーナルを始めてみてはどうかということでした。ジャーナル、つまりは日記です。

そこで、上半分はイラストなどが描ける様な空白、下半分に文章を書くための罫線が入ったノートを準備し、まずは1週間に1度、文章にしやすいようなイベントが起こった翌日に1ページずつ書くことから始めました。最初はなかなか筆のすすまなかった結晶ですが、12月には5文章を物事の起こった順に沿って書きすすめることができるようになってきました。最初は大文字/小文字の使い分けも曖昧で、単語間のスペースをあけることもよく忘れていたりしたのですが、これもだんだんと上達し、先生にも褒めていただきました。こういった進歩は私にとっても大変嬉しいものです。

その後、日本からの家族の訪問、結晶の7歳の誕生日、クリスマスにお正月・・・・とイベント盛りだくさんの毎日が続き、スクーリングはしばし冬休みに入っていましたが、今週からまた再開。2学期目の第1週となった今週は、算数に始まり算数に終わった1週間になりました。というか、算数以外の科目にはほとんど手をつけませんでした。

約3週間にわたる冬休みの後、今週はのんびりとやるかな~なんて思っていた私をよそに、結晶は初日からやる気満々!”算数をしたい!”と本人が言うので、ワークブックを始めるとすごい勢いでこなしていきます。2桁同士の足し算、引き算、3桁同士の足し算、引き算、(くりあがり、くりさがりを含む)など休み前にはいつも憂鬱そうにしていた問題も、もちろんつまずきながらではありますが、それでも続けていきます。1週間のうちにこなしたページを数えてみると、なんと34ページ。すごい!

休み明けに最初に気づいたことは、結晶の忍耐力がものすごく上がっていたこと。前ならすぐに投げ出したり、あきらめたりしていたのですが、”むずかしいけどあきらめないでがんばる!”という気合が伝わってきます。その変化をたくさん口に出して褒めて、結晶がとってもがんばっていることを自覚してもらおうと私もがんばりました。ホームスクーリングは子供にとってのスクーリングではあるけれど、親にとっても本当に学ぶことのたくさんある素晴らしいものです。

さてさて、なかなかの好発進でスタートした2学期目。これからどうなりますか。