先週、結晶にとって初めての”Show and Tell”がありました。”Show and Tell”とはつまり、プレゼンテーションの第一歩です。クラスメートの前で、ひとつのテーマについて話をするのです。小学校低学年の場合、自分の宝物や特に思い入れのあるもの、大切な人からもらったプレゼントなどなど、何かひとつ物を持参し、それについて話をします。結晶に何について話をしたいか尋ねたところ、何か”日本的な”ことをテーマにしたいとのこと。色々と考えて・・・ではなく、意外にもあっさりと”折り紙”を使って”Show and Tell”をすることに決定しました。
何冊かある折り紙の折り方についての本の中から、難しすぎず簡単すぎず、初めて折り紙を触る人にでも折りやすいもの・・・ということで、結晶は小さなおサイフを数個折り、クラスメートも挑戦できるように折り紙を用意します。折り紙についての簡単な情報もノートに書き留めます。
前日からそわそわと落ち着かない様子。大人だって緊張しますよね。
当日の朝、用意した折り紙を見ながら”これで足りるかな・・・?”と結晶。どうやら、折り紙が全員に行き渡るかどうか不安な様子です。”まだまだたくさんあるから、心配ならもっと持っていってもいいよ!”と答えると、ほっとした顔でバッグパックの中に折り紙を入れていました。
さてさて、クラスに迎えにいってみると、結晶はうかない表情をしてます。”Show and Tell, どうやった?”っと聞くと、”うーん、うまくいかなかった・・・”と結晶。”緊張したん?”と尋ねてみると、そうでもない様子。よくよく聞いてみると、まず話す内容を書き留めていたノートの存在をすっかり忘れていて、いざクラスメートの前に立ってみたら何を話せばいいのかわからなかったということ。そして、みんなと一緒に折り紙をしようと思ったけれど、興味を示した子供達があまりいなかったとのこと。
それはへこみます。私だってへこみます。初めての”Show and Tell”が思ったようにうまくいかなくてごめんね、結晶。
その後、”もう2度とやりたくない!”とかなり落ち込んでしまった結晶でしたが、最終的には”次は同じミスをしなければいいんだ。次はうまくいく!”とポジティブな気持ちになってくれたようです。よかった。
ここ2週間も結晶の算数への熱は相変わらず続いています。担当の先生からは”もちろんたくさんこなすのは素晴らしいことだけれど、ひとつひとつのステップをきちんと理解していなければ後々本人が困ることになるので、そのポイントにしっかり留意してください”とのアドバイスを受けました。結晶も私も、今日は○○ページできた!といわゆる見た目の量にちょっと惑わされていた感も無きにしも非ずだったので、先生には的確なアドバイスを頂けてよかったです。
あと、2学期に入ってからは、1週間のうちに数日はソファに座って静かに読書をする時間、といっても約20分ほどですが、を持つことを始めました。珀空が昼寝をするとき、夜寝付くときに子供達に本の読み聞かせをしていて、私も1日のうちで大好きな時間なのですが、7歳の結晶には”自分で文字を追って読む”ことも重要なんじゃないのか、と。元々本を読むのは好きな結晶なので、この私からの提案をすんなりと受け入れてくれました。珀空が昼寝を始めてから20分、結晶は彼女の、私は私の本の世界に入ります。
結晶のライティングのスキルを少し心配していた時期もありましたが、かといってライティングの練習ばかりを頭ごなしにさせるのではなく、他の人の書く色んな種類の文章に触れることから学べることはたくさんなはず。この読書の時間と、以前よりももう少しライティングに重点を置いたアクティビティを並行して行っていくことで、Grade2レベル(もしくはそれ以上)の必要学習範囲を達成できればいいなと。
2学期が始まってから、算数やライティング、リーディングに大半の時間を費やしてきたので、これから数週間は理科や社会の必要学習範囲のカバーが私の目標です。